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zoom RSS 霊媒師が告げるコンフリクト

<<   作成日時 : 2009/04/03 22:41   >>

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早く会議が終わったので、近くのカフェバーに入ってツレと一服した。



カウンターに腰掛けてマスターと思しきおっちゃんと「仕事オモンナ」とか

「新製品の評判ワルー」なんて話を茶を啜りながら小一時間して、

じゃあそろそろ、っていう頃になっておっちゃん、

「また来てや。これ渡しとくわ」と

猿渡才蔵。と記されている名刺を僕にくれたんだけれども、

そこからなぜか僕の境遇について述べだしたおっちゃん。


「ジブン、だいぶ疲れてるやろ。ワイは見たら分かるわ。

なんでジブンだけ名刺渡したか分かるか。

ジブン、最近だいぶ心に葛藤を抱えてるんや。

ワイみたいに、見えるモンにはよお分かる。だいぶ、ジブン疲れてるわ」


と、急に僕の「疲れ具合」を指摘してきたおっちゃんの名刺には

「霊媒師」という肩書が10ポイントぐらいの明朝体で書かれていて、

へえおっちゃん霊媒師なんですね。って返事したらそや。と返ってきました。


で、そういう葛藤は前世の障りか何かなので祓わなければいけない、

5000円ぐらいで祈祷したるよ。と教えてくれました。


周囲のツレはおっちゃんが僕にずばずばもの申すさまを

「そーだよー。オマエ最近顔色悪いやん。あ。前からか」

「不満が服を着て歩いてるようなもんだ」と

へらへら笑いながら眺めていましたが、彼らもしょうもない会議で

疲れているはずなのに、なぜか僕だけおっちゃんの俎上に乗せられるのは

それだけ霊障が深刻だからということか。


近代合理主義の申し子を自認する僕ですが、

理性で全てを弁別しようとする傲慢さについても十分自覚していますので、

こういうオカルティックな話題も一定程度尊重しています。


ていうか、占いとか好きです。

知り合いが霊媒師に看てもらって、花粉症が治った。なんて話を聞いたら

すげえ。と素直に思います。


おっちゃんは僕のそういうアンビバレンツなタチを見抜いて名刺を差し出したとしたら

なかなかの眼力の持ち主ですが、

実際「祈祷して貰おうかな」と一瞬でも思ってしまったのはやっぱり、

「君は悩んでいるね。疲れているね」とか面と向かって他人に言われるとなぜか、

自分に共感してくれているような錯覚を覚えるからです。


ただ、おっちゃんの謂はやっぱり的外れだな、と思うのは

僕が抱えているのは心理学で言う葛藤(コンフリクト)ではなく、

「売掛金が全然回収できひん」

「豚児が好き嫌いばっかする」

「またあんなことを言ってしまった」

とかいう、

単なる不平不満残念無念の類だからです。


たぶん、そう霊媒師のおっちゃんに言ったとしたら

「君は強がっている。そんな単純なもんじゃない」と諭されるのがオチでしょうが、

実際のところ、人間の抱える悩みを分解すると一つひとつは割と単純なことで、

でもそれらが葛や藤のように絡み合って解けなくなるから

「葛藤」に成り果ててしまうのであり、

おっちゃんのようにわざわざ事態を複雑にするのではなく、

問題を解き解し、細分化しないといけません。



あーでも売掛金回収できひんの困ったー。
















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