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隠し球・オリックス山ア浩司

2009/07/04 22:09
野球で、「隠し球」という裏技があります。


(塁上にランナーがいるとき)内野手がボールをピッチャーに返す「ふり」をして

こっそりグラブの中に隠し持っておく。

ピッチャーは変わりなく次の投球に入ろうとする。

何も気づいていないランナーは通常通り、リードのために塁を離れる。

その瞬間、ボールを隠し持っていた内野手が猛然とタッチ。アウト。


テレビカメラも気づいていないので、

実況の人もこの瞬間何が起こったのかよく分かっていないことが多いです。


……という、滅多に見られない技ですが、

この素敵な裏技をこないだの試合でオリックスの山ア浩司選手が決めてくれました。

なんと、この人はかつての広島に在籍していた時にも決めたことがあるらしく、

両リーグで隠し球達成という怪記録をつくってくれました。

いやー見たかったー。


現在オリックスは借金が10いくつあってダントツの最下位ですが、

今日は岸田の復活もあって3連勝。

僕はまだまだ応援をやめません。
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ラベリング理論

2009/07/01 21:37
心理学の本を読んでいて、

たとえば

「○○ちゃんは本が好きねえ」と言われて育った子は

本当に本を読むのが好きになるということを挙げて、

こうした「レッテル貼り」は人の性格に結構影響を及ぼすよ。みたいなことが

書いてるのに興味をもちました。


これは昔、大学の講義で習った

「ラベリング理論」で、

そんときは確か、

ぱっと見「金髪でチンピラ(苦笑)っぽい格好をしている人」を

周囲が「ロクでもない奴だ」と見なすことにより

本当にロクでもない人間になってしまう。という好ましくない例で

用いられていたと記憶しています。


犯罪社会学なんかでもよく試みられるアプローチです。


似たようなのに「ピグマリオン効果」があって、

これはたとえば学校の先生が

「こいつはデキる奴だ」と子どもを見なすことにより

本当にデキる子になる、というちょっとウソっぽい(実際いろいろな反論がある)

効果ですが、でも何となくありそうな効果です。


僕は本を読んでて慨嘆したんですが、それは、

人は思いの外自分のキャラクター、役割に忠実だ。ということです。


人から「寡黙な奴」とラベリングされている状況で、

いやオレは実は雄弁家なんだぜ。と朗朗に振る舞うのは確かに勇気の要ることです。

周りもびっくりするしね。

それよか、周りのラベリング通りに振る舞っている方が落ち着くというのも

頷ける話です。


かつて、部下の中で、

「あいつは頭が切れる奴だ」と周囲から目されている男がいて

実際にそいつは切れる男でした。

彼の生育過程において、元々切れる男だったとは思いますが、

周囲のラベリングがそれを補完、強化していったのは容易に想像がつきます。


無論、その逆で、「無能だ」と揶揄されていた男は

実際それほど無能でなかったかもしれないのですが、周囲のラベリングによって

無能である役割を引き受けざるを得なかったのかもしれません。


だから、学校の先生なんかは、子どもに

「勉強しろ」と命令する一方で

「オマエは本当に勉強が好きな奴だなあ」というようなラベリングを施すべきなのでしょう。




つくづく得だなあ。と思うのは、

―「ハロー効果」にも関わる話ですが―

眉目秀麗な人というのは
  ↓
「聡明そうな人だなあ(という周囲からのラベリング)」
  ↓
実際に聡明な人間になる(ラベリング効果)


というプラス連鎖を引き起こすこと(たぶん)で、

見た目というのはやっぱり大事なんだなあ。ということです。


人の性格にこれほど影響のあるラベリング理論ですから、

利用しない手はありません。

僕も、

「有能で、しかも紳士的な奴だ」というラベリングを施してもらいたいものです。













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繰り上げ返済

2009/06/29 21:41
震える手で「予約取引を実行する」ボタンをクリックした。



明日は待ちに待ったボーナスの支給日です。

今年は業績不振の煽りを食らって数万円もの減額となったものの、

でもまだ貰えるだけマシかもしれません。


ボーナスの使い道は既に決まっていて、それは

住宅ローン繰り上げ返済です。


何度もここで書いているように、僕はまだ天文学的な借金を背負っていて、

毎月その返済に追われています。


しかし、春頃に書いたと思うのですが、

6月から貸主のM銀行のローン金利がどーんと下がるという

滅多とない僥倖に恵まれました。

これを逃す手はありません。

国債の乱発で長期金利が上昇するとかいう怪しい噂も聞こえてくる

今日この頃、

金利が底を打っているいま、可能な限り借金を返済すべきです。


金利がまた高くなってからまとめて返すのと、

低いときに返すのとでは結果に大きな差がつくのは小学生(高学年以上)でも

分かる理屈です。


なので僕はボーナスのほぼ全額を住宅ローン繰り上げ返済に充てました。

未来からいまの辛抱を見つめたとき、

あらためて自分の慧眼に感謝する・・・ことになるといいなー


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LiFE with PhotoCinema 3

2009/06/27 18:03
7月24日に、デジタルステージからPCソフト

「LiFE with PhotoCinema 3」が発売されます。


昨日、特別先行予約販売の案内が来て

僕は早速予約してしまいました。


これは、簡単にいうと写真のスライドショーをつくるソフトです。

いまではこういうのはいくつもの会社から出ていますが、

LiFEはそれのはしりのようなもので、僕が購入した5年前には、

まだ写真のスライドショーが珍しいものでした。


その後に追随して発売されたソフトはみなこれを参考にしたかのようにもみえる

くらい、LiFEは非常に洗練されたソフトで、デザインのセンスは抜群です。


で、それを愛用していた僕ですが、ついにその続編が出るとあって、

期待してやみません。


今度はなんと動画も取り込めるそうです。




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サマーバーゲン

2009/06/27 17:52
もうすぐボーナスがもらえますが、

それに合わせるかのようにそろそろ夏のバーゲンの季節です。

今日はマイカル茨木に行ってきました。

Tシャツを500円で買うことができました。




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ドストエフスキーと現代の殺人 亀山郁夫×平野啓一郎

2009/06/21 09:50
『中央公論』7月号に、

ドストエフスキーの新訳で有名な亀山郁夫氏と、平野啓一郎さんが

「ドストエフスキーと現代の殺人」というテーマで対談されてました。


あの秋葉原の無差別殺人事件からほぼ一年が経ちますが、

平野氏はその事件を取り上げて「疎外感」というのが大きなテーマだと

述べられていました。


被告は「社会から疎外されている」みたいなことを犯行動機の一つとして

感じていたようですが、「非モテ」、異性にモテないということの強調性から

平野氏は

「愛されるかどうかという二者択一には、最後の最後に、ひとかけらの
 神秘が残されている」

ということを言われ、

「自分から見れば、どう考えても愚劣としか思えない男のほうを、好きな女の子が
愛してしまうということは当然あるわけです」

とたとえ話をされていました。


こうした言及は前にテレビの番組中にもあって、僕はこれに深く共感したのですが、

恋愛の不合理性というのはたしかに社会の不合理性を象徴する最も端的なものだと思いました。


この対談のなかで、僕が確かに。と納得したのが

「悪という問題は、神秘化してしまうことが一番よくないんじゃないかと思うんです」

という平野氏の意見でした。


「悪のわからないところを神秘化して」しまうのは文学者だけでなく僕ら庶民のなかにも

たぶん往々にしてあって、


この前、僕らの知り合いが無賃乗車というくだらない犯罪を犯しあえなく御用となったのですが、

運の悪いことに彼の勤務する会社が報道でバレてしまい、その会社の人が

えらく迷惑を蒙った。ということがありました。


その会社の人がぼそっ。と、

「例えばよお、殺人とかだったら分かるけどよお、キセルとか(くだらない犯罪)で捕まるの

ヤメてほしいわ」

と、およそ慎みを知らない発言をしたのを覚えていますが、


確かに、無賃乗車といった「くだらない犯罪」の類は

「せいぜい魔が差したんだろう」ぐらいの範疇で僕らは処理します。


でも、無差別殺人とかになるともう僕らの理解を遙かに超えて、

そこにはある種の神秘性みたいなものを持ち出して片付けたくなってしまいます。


それじゃあかん。ということで

社会学であり、精神医学が即物的なアプローチを試みたんですね。



平野氏は『決壊』で、文学から殺人という主題に迫り、

そしてこれからの創作活動でもさらに追究されていくんだろうと

僕は期待しています。


http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20090618
http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20090618/1245257551










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女子高生株塾 ホイチョイ・プロダクションズ

2009/06/18 21:56
『女子高生株塾』(ダイヤモンド社刊)を読んだ。


作画のホイチョイ・プロダクションズのマンガはコミカルなストーリー展開がツボで、

映画の原作にもなった『気まぐれコンセプト』も楽しく読んだのですが、

こちらはマネー雑誌『ZAi』に連載されている、

投資の手ほどきをマンガ化した指南書です。


実際マンガはなかなかイカしたプロットで、

主人公の利食先生のカッコよさはともかく、

内容はなかなか高度で、読み応えのあるものでした。


序盤は「人気が集まれば株価は上がる」といった

経済入門のような講義から始まりましたが、

チャート図の読み方を図解したり、

PERやPBRといった経営体質の指標の理解など、

株の扱い方について基礎知識を網羅していました。

僕のようなずぶの素人にとってちょっと敷居が高いこれらの用語ですが、

音楽でいえばキャッチーな、

そんな印象がふさわしいマンガによってわかりやすく説明されていました。


終盤、公開買付けや仕手戦のくだりは

よく経済小説なんかでもでてくる題材なだけに、ドラマチックな展開でした。


僕もボーナスが入ったら株を買ってみようかな。

そんな気持ちになる本です。







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『葬送』の感想

2009/06/17 21:14
何度もその素晴らしさを繰り返して止まないのだけれども、
『葬送』(平野啓一郎著)の感想をちょっとでも書きたいね。

この作品は長いだけあって登場人物が何十人もいます。
主人公のショパン、ドラクロワ、ジョルジュ・サンドのほかにも
その友人とかがたくさんいて相関関係を整理するのが大変。

ドラクロワに「描出不可能」との溜息を吐かせた美貌の持ち主、
チャルトリスカ大公妃という女性は陰のある人物たちの中で珍しく
完璧なまでに完璧な人物として描かれますが、

僕が感動したのはこの文↓

「彼には彼女の美しさは、単に彼女独りのものではなく
失われた祖国の美しさそのもののように貴く感ぜられた。
その聡明さも、気品も、慎ましさも、すべてがポーランドであった。
その国民の裡に宿る最も精妙な美徳の結晶であった」


これを読んでも分かるとおり、全編に亘って
緻密すぎる程の描写と、洗練された修飾が鏤められており、
なかなか頁を進めることができませんでした。


作品中で、白眉だった部分はやはりショパンのパリでの
一度きりの演奏会のシーンで、

ここまで音楽を文学で表現できるのか。と感嘆せずにはいられませんでした。
たぶんここの場面は文学史に残ります。


「それはまた、泉の水面が底から湧き上がる水の勢いに動揺し、
絶えず新しい波紋を開いてゆく様にも似て、見るものに彼を訪れる霊感と
それに導かれて奔出する彼の表現との神秘的な交感を想像させる。
時折開かれる瞼の奥には、
彼方へと昇りゆく音の行方を無限に見届けようとするかのような眼差がある」


演奏しているショパンの姿を写し取っただけでこれだけの表現。

そこから放たれる音楽についての描写は、楽典の知識を持ち合わせない僕には
まるで宇宙の世界でしたが、

「冒頭に半音階で下降する三連符を幾重にも配置した第一主題がピアノによって
奏でられると、径ちにそれがチェロによって反復され、そのまま両者が複雑に
絡みながら次第に昂揚し、イタリアの歌手の巧みな息継ぎにも似たピアノの休符の
後に今度はチェロによって最初に提示される第二主題へと引き継がれる」

……楽曲の小節一つにも欠かされない精緻な分析に、
まるで作者は音楽家なのかと誤解しそうなくらいですが、

やはり作家であると確信をもつのは、

「貴族の令嬢たちでさえ、イ長調から嬰ヘ短調へと転調され、
低音部の流麗なスラーに乗せて勇壮に奏でられた数小節中の二回強烈に鳴り響く
嬰へ音には、まるで霹靂に打たれたかのように奮い立てられ、彼の
悲運の故国の独立について漠然と考えを巡らせるのであった」

と、文学者らしい主題への迫り方を随所にするところです。


平野啓一郎さんの新作(書き下ろし)が夏頃に出版されるという話ですが、

僕は早くもそれが待ち遠しくてなりません。







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『葬送』第二部読了

2009/06/15 21:35
金曜からの不調のせいで今日も日がな横になっていたけれども、

吐き気もだいぶ治まってきたのでこれ幸いとばかりに、

一日かけて『葬送』第二部(平野啓一郎著)を、

最後まで読み了えることができました。



もう、深い感動でいっぱいです。

素晴らしいとか僕ごときが何遍言っても言い足りない、

圧倒的な名作でした。



僕は平野啓一郎さんのファンでありながら、この大著を

「(原稿用紙2500枚に亘る)長いし、難しいから」という理由だけで2005年の刊行以来

手をつけられずにいたのですが、

これを読了したことで漸く氏の著作を全て(単行本未収録の作品を除き)

読むことができて、ファンとして恥ずかしくない振舞いができそうです。



これを執筆された当時、作者はまだ27歳だったと聞いていますが、

文庫版解説の人も半分唖然としていて、僕も、

27歳でこんなの(大作)を書いてしまったらこの先どうするんだろう。と

しょうもない心配をしていました。

実際、氏はそれ以降も、僕なんかの平凡な期待を吹き飛ばすくらいの

圧倒的な技量で創作活動を続けられていますが。


僕はもう次の誕生日で30歳になるというのに特に精神的な深まりもあんまりなく、

つくづく天分というのに恵まれた人への羨ましさを感じます。

この作品に出てくる、ショパン、ドラクロワのような光り耀く天才はもちろんのこと、

その周りの人たちも含めて、なんていうか、

19世紀という時代に、フランスとかそのへんで、

人間の魂を見つめ、揺り動かし、高みへ導いていった人たちへの

感動を禁じ得ないのです。


感想について書きたいことは山ほどあるのに、

もひとつ体調がすぐれないのと、

感情と言葉との連関を重要なところで欠く僕は

相変わらず「凄い」「すげえ」「マジ凄い」といった俗な褒め言葉しか出てこないのが

残念で仕方がないのです。














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バースデイ

2009/06/14 15:45
豚児が目出度く2歳のバースデーを迎えました。


そこここに紫陽花が咲き、陽気が俄に熱を帯びるこの頃になると、

見苦しく汗をかきながら妻の入院している病院に通ったことなんかが

思い出されます。


豚児が生まれてからというもの、身の周りの人から終ぞ連絡が絶えていたような方まで、

たくさんの方々にお祝いして貰ったことには未だ感謝して止みません。

僕はその一件一件すべてを確実に覚えていますが、

「元気に育つことが恩返し」というような真面目な風をして実は消極的な逃げ口上ではなく、

きちんと豚児に祝福の由来と感謝の意味を教え、お世話になった人たちに

お礼申し上げさせたいと思うのです。


さて、本当は

一文目の「く」と「2」の間に「無事に」という一語を挟みたいのだけれども、

ウソは書けないので省きました。

なぜかというと、豚児がまた扁桃腺炎を催し、今週はずっとダウンしていたからです。


「また」というのは、一年前のバースデーの際も突発性発疹かなんかで

ひどく発熱したからです。しかしこうして日記をつけていると便利だね。

一年前の今頃、何をし、何を考えていたかが容易に参照可能。



結局発熱は月曜から金曜まで続きました。

経験上「三日経てば下がるだろう」という僕の甘い予測を裏切り、

木曜になっても、金曜になっても38℃台を前後して下降しませんでした。

おかげで飲み会もドタキャンして迷惑かけたし…


僕が恐れていたのは発熱による体力の消耗はもちろんのこと、

熱性けいれんなんかの出来、あるいは肺炎なんかへの重篤化、で、

これはまずい、と気をやきもきしていた金曜、先に動いてくれたのは

妻と祖父母でした。休みをとって再度小児科に連れて行ってくれたのです。


そこでの診断は意外なもので、

血液検査の数値やなんやかやから察するに、扁桃腺炎は回復傾向。

でも中耳炎を併発してるね。

…ということでした。


その後、僕が帰宅した後に耳鼻咽喉科に連れて行き、

二時間待った後(本当に待たされる)

ようやく鼓膜の切開術を受けて落ち着きました。


今もまだぐずぐずいうものの、熱は下がったので一息ついているところです。



……というのはウソで、

僕は今日仕事を午後休んでしまいました。

僕の忌避する「ダウン有給(どうせなら楽しいことで休みたいという意味)」で、

一昨日から吐き気と全身のだるさ(含む筋肉痛)、そして発熱が治まらず、

会社にいて何も手につかないよりは休養をとるべき、という

冷静な判断の結果なのですが、さすがにこうしているうちもしんどい。

もう少し寝ることにします。





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扁桃腺炎

2009/06/10 19:46
月曜に保育園から電話がかかってきて、

「発熱です」

帰宅後、豚児の体温を測り直したら39度もあって、こらあかん。

小児科に搬送しました。


診断の結果、この時期によく流行る溶連菌の感染ではなく、

別の原因の扁桃腺炎とのことでした。


僕自身のことでも再三書いていますが、

扁桃腺がやられるとものすごく高熱が出ます。


僕は元々体温が高く、37度台の発熱だと

我慢もするし、

38度台でも仕事を休んだことはありません。

さすがにきついですが。

が、39度台というのはそんな僕でも相当しんどく、

足が地についていないような、朦朧とした感覚になったのを覚えています。


さて、豚児も幼児だからか平熱も高く、普段から多少の発熱では

行動に変化はないのですが、

今回はさすがにぐったりしてしんどそうです。


今日で発熱が三日間続きましたが、看病する側もなかなか疲れます。


しかしながら、扁桃腺というのは免疫上重要な器官なのに、

どうしてこう悪さをするのでしょう。



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『ユリシーズ』ジェイムス・ジョイス

2009/06/07 18:59
20世紀を代表する文学作品として挙げられることの多い、

ジェイムス・ジョイスの大著『ユリシーズ』。

僕が高校生の頃に『ダブリン市民』とかと一緒に新訳が出版されて、

ああオレ一回はこういう大作に挑戦してみたいなあ、と思いつつ

でも実際手にとって読んでみるとすこぶる難解で、

わちゃあ。こりゃ無理だ。と匙を投げていたんですが、

今日。



本屋さんで、なんとマンガ版『ユリシーズ』を発見して、びっくり。

驚きなのは、原著は何巻にもわたる長大な作品にも拘わらず、

文庫本一冊のボリュームに留めているところです。

些か暴力的な省略の仕方ですが、でもこれならオレ読める。と思って

購入しました。


直ぐに読了して、ああこういうプロットだったんだな。と

今更ながらに感心して止まないのです。


いま、『葬送』第二部を読んでいるところで、

これは引き続きショパン、ドラクロワが主人公なのですが、

故国ポーランドの滅亡という背景を背負ったショパンが産み出した芸術を

思い出しながら、

イギリスとの間に複雑な歴史を抱えるアイルランド(のダブリン市)が

『ユリシーズ』の舞台になったことをぼんやりと考えていました。


ちなみに、ユリシーズという作品は、

くそ長い小説にも拘わらず、そのなかの出来事はすべて、一日のうちに

起こったこととされています。


その一日というのは、6月16日であるらしく。あ。もうすぐじゃん。と

ちょっとカレンダーを眺めたりもしたのでした。



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縮毛矯正

2009/06/06 15:40
6月だからか、ここのところ湿度の高い日が続きました。

ところで僕の髪の毛はやや癖がかかっていてそれが気に入らないのですが、

ここ最近のような雨がちな日には髪の毛がくりんくりんになります。



そういう癖毛をごまかすためにかつてはツイストパーマのような強めのやつを

かけていたりもしたんですが、ここ何年もは放置していました。


でも昨日もやっぱり癖毛が気になったので、

今日は床屋さんで相談した結果、部分的に縮毛矯正をあてることにしました。


僕はまっすぐ系のパーマなどは初めてだったので、どうなるか緊張していたのですが

完了して鏡に向かうとびっくり。

ものすごく髪がまっすぐになっていました(あまりレトリックのない文章)。


これからしばらくこれで様子を見ようと思います。





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肖像写真

2009/05/31 19:02
画像



昨日は肖像画のエントリでしたが、

今日は肖像写真について。


リビングに昨年つくった豚児の1歳記念ポスターを飾っていたのですが、

もうすぐ豚児も2歳を迎えることになり、今年版をあたらしく作ることにしました。


素材はこの前行った動物園の時の写真で、

A4写真用紙を9枚使ってポスター印刷をしました。


ちなみにこの写真は僕の自慢のPENTAX一眼レフで撮影したものです。

意図的に露出オーバーにして周囲をわざと白トビさせてあります。


トンネルを抜けて一つ成長した。というありきたりな主題ですが、

一眼レフの持ち味である遠近感とか、狙い通りに表現できてお気に入りの一枚です。


これから当分の間はウチのリビングの主役になります。

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肖像画 似顔絵師集団KAO−S

2009/05/30 21:08
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こないだ読んだ『葬送』(平野啓一郎)のなかで、

ショパンがドラクロワに肖像画を描いてもらうくだりがあったんだけれども、

ドラクロワ以外にも他にも別の人に描いてもらってたりしてて、

やっぱり偉い人は自らの肖像を後世に遺さねばならんよなあ。

としみじみ思ったものでした。


逆に言うと、偉くなるためには肖像画の一つも描いて貰わなければ

いけないんだけれども、意外にもそのチャンスは早く訪れました。


今日はちょっと遠出をして、

滋賀県は草津市にある「イオンモール草津」に行ってきました。


ここは昨年秋にできたばっかりのショッピングモールで、

滋賀県の広大な大地に立っただけあってでかいです。

いろんなお店があります。


あるのはお店だけでなくさまざまなイベントもで、

今日は、関西の似顔絵師集団「KAO-S」の方がお見えでした。

公式サイトを拝見すると、なかなかの手練れの方々のようです。


冒頭の懸案事項を抱いていた僕ら一家は、

ここぞ肖像を後世に遺すチャンスと思い立ち、

似顔絵師さんに肖像画の作成を依頼したのでした。


やや緊張の面持ちで対面していると、

「フツーにしてもらってていいですよ」


額面通り受け取った豚児はそのへんをうろちょろしたり

さぞかし似顔絵師さんは描きにくかっただろうと思いますが、

そのへんも配慮してか筆さばきは実にスピーディで、

ぼんやりしている間に僕らの肖像画が完成したのでした。


さすがプロ。という月並みな賛辞はさておき、

家族のどれもがそれぞれ顔立ちの特徴をよく捉えられていて、

いや、

捉えるのは簡単だけれども表現するのは難しいよなあ。と

感心していたのでした。


まだまだ将来に希望を残す豚児の肖像は

かなり「おまけ」してもらった感がありましたが、

僕ら一家は出来上がった似顔絵に大喜びだったのでした。

帰って早速居間に飾ったのは言うまでもありません。








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正論君という男

2009/05/29 22:08
ひさしぶりに正論君に会いたくなった。




正論君というのは僕の学生時代の友人。

正論君というのは僕が心の中で勝手に呼んでいる仇名で、

なんで正論君と称したかというと、

彼の発する言葉一つひとつがどれも憎らしいほど合理的で、

非常にロジカルシンキングに長けた男だからです。


そう書くとあまり仲がよろしくなさそうですが、

実際大して仲良しなわけでもなく、

僕とは何度も口角泡を飛ばす議論を交わし

いつも僕が敗地に塗れていたような間柄ですが、

僕の方がちょっと大人になったのか、

近年は正論君に正論でずば。と斬られることがむしろ快感に

感じられたりしてきました。


あの頃はまだ若く、僕も自分のプライドというか、

思春期特有の万能感というか、

分相応を弁えていなかったフシもあったのですが、

いまでは自分の力量の程もメタ的に自覚するようになり、

それとともに、奴には敵わない。と悟るに至って

彼の鋭利な正論も受け入れられるようになりました。


こう書くと、なんか偏狭な、屁理屈ばっかこねる

頑迷な輩がイメージされますが、

実際の彼は見た目も涼やかだし、

相手によって適切な話題を選び、

人間関係に相応のバランス感覚を備えていて

周囲に人気もあります。



僕はなんか困ったことがあると、

こんな時正論君ならどんな答えを導くのだろう。と、

「もお少し噛み砕いて話すとね」と、彼の口癖と思考回路を真似して

考えてみたりもするのですが、

実際に正論君に僕の主張をぶつけてみて、


「それは確かにR君のが妥当だろう。猿川の言う『ブランコ理論』なんて
 
 一昔前の構造主義の劣化コピーさ。まだポストモダンを引き摺ってるのか」

…等と正論君の同意が得られたときは僕も随分自信を得るものです。


もっとも、そんなのはまれで、正論君に相談したら逆に

説教される場合がほとんどですが。


僕はそんな彼を疎ましく思いつつでも尊敬するのは、

彼の正論が口先だけでなく、実際の行動も伴ってのものだからです。


以前、飲みに行った際に、

「君は営業マンなんだから売り上げを伸ばすことが第一の役目だろ。

 売れない言い訳を考える前に売れる方法を考えろ」と

まさしく教科書通りの正論で説教されたのですが、

僕は内心(面と向かって反論できないから)

『自分はバイヤーで買う側のくせに。売る方の気持ちなんか分かるかよ』

と文句を垂れたのでした。




でも、次に居酒屋で会ったとき。

僕は正論君に、

「なあ、この前言ってた、原材料の採取禁止で入手不可能っていう

『生化学XXX』結局無理だっただろ」と、

まるで本気にしていなかった話を取り上げて聞いてみました。


彼は、

「ああ、○○さんと、△△のツテを頼って、なんとか

10単位手に入ったよ。□□に依頼するときには5,6回足を運んだけどね。

さすがに骨が折れたよ」


と、そのスジでは有名な人と政府機関を挙げ、僕に語ってくれたのでした。


僕はそんな彼に一生勝てそうにありません。









 




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『葬送』第一部読了

2009/05/24 21:07
『葬送』第一部 平野啓一郎著、を読了した。

相当な長編なのもあるけど、読むのに結局何年もかかってしまった。

後半、クレザンジェとソランジュの結婚が持ち上がる頃から

勢いをつけて全部読んでしまった。


これから第二部を読みたい。




この小説はとにかく心理描写が稠密で、

何気ない会話の一つひとつに詳細な人物の心の動きが付されています。

この作者は本当に人間の感情について微分して語れる人です。


また、興味深いのは、ドラクロワやショパンなんかが語る芸術論議で、

このへんには作者の思いも投影されているような、

創作の苦悩について語るところあたりはなるほど

作者が登場人物の声を借りて語っているようでした。


僕はショパンという、純粋で世間知らずだけれどもだから故に

みんなに愛される人物についていつものようにコロッと憧れを抱いてしまいました。


ドラクロワという人は、「美の革命家」という帯のフレーズに違わない、

まさに革命的な画家です。僕は一度下院図書室の天井画を観に行きたいです。



映画、あるいは舞台に一度してほしい作品でした。
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プール開き

2009/05/23 12:49
画像


ちょっと気が早いですが、

我が家ではプール開きの準備です。


夏を迎える前に、ベランダの大改造を行いました。

とりあえず掃除。

で、コーナンに行って床材を一万円ばかり買い占めて、

ベランダを素足で歩けるように整えました。

ビニールプールも購入したので、

あとは夏の訪れを待つばかりです。
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フランス革命の省察 ラヴォアジェという人

2009/05/19 19:57
平野啓一郎『葬送』を読んでいて、

ちょっと時代背景も理解しとかなきゃな、ということで

作品の時代設定より少し前になるんだけれども、

フランス革命のことについていろいろ調べてみた。



面白い話がいっぱいあったんだけれども、

なかでもびっくりしたのが、

化学の教科書なんかに出てくるラヴォアジェという人のエピソードでした。


教科書に載るくらいだから偉い人に違いない。と思っていたら

この人はギロチンで処刑される、という終焉を迎えたと書いてあり、

およそ科学者らしくない最期だったようです。


しかし、科学者らしいというにはすこし過剰すぎるエピソード、それは、


首を切り落とされてからいつまで意識はあるのだろうか?」という問題に、

切り落とされてからできる限り瞬きしてみるから計っててね。」と、

自らの処刑をも実験の材料にしてしまったという恐ろしい強者です。


見上げた学者魂です。








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新型インフルエンザ?

2009/05/18 19:42
ロキソニンやボルタレン級の鎮痛剤は、

どんなに熱が高くても確実に効いてくれます。


いまもボルタレンが効いているので喉の痛みもだいぶまし。

その間にごはんを食べたりその他必要な活動をします。

こうやって日記をつけておくのも後々いろいろ役に立つもの。


今日は仕事を早退させて貰って、

行きつけの耳鼻咽喉科で受診。


熱を測ったら37.8℃と、思ったより高く

流行りのアレが胸を過ぎったのですが。


さて。

僕の主症状である咽頭痛と、上記の発熱を訴えたところ、

とりあえず普通の風邪で処理しとくから

もし熱が高くなったりするようだったら発熱外来を受診してね。

とのことでした。

インフルエンザの検査はできないそうで。


発熱外来という言葉に少しく不安を覚えた僕は、

帰り道に保健所に寄っていったのですが

「電話してから来て頂戴」との表示があり、

ここに駆け込んだからといって診てもらえるわけではないようです。



これも経験。と、指定された電話番号をダイヤルしたところ、

よほど混み合っているのかなかなかつながらず、

8回目ぐらいのダイヤルでかかりました。



いろいろ症状を尋ねられて、

先ほどの耳鼻咽喉科と同様に訴えたところ、

どうやら僕はインフルエンザじゃないよ。との結論。

もし心配だったら近所の内科を受診してね。とのことで、

話の内容から推論するに、

僕がインフルエンザと疑われるためには、あと、

38℃以上の高熱、

咳、

胃腸系の症状、

を具備しないとあかんかったようです。


それはそれでよかったのですが、

だからといって僕の発熱が解決したわけでなく、

薬が切れたらまたしばらく苦しまねばなりません。

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